アムダに愛善基金を贈呈ートルコ・シリア大地震

 2月6日に発生したトルコ・シリア大地震によって、現在5万人を超える方々が亡くなっている。
 トルコ現地にて医療支援活動を行っている特定非営利活動法人AMDA(アムダ、国際医療ボランティア組織)の本部(岡山市)を鬼塚義彰本会主幹が3月10日に訪れ、愛善基金を贈呈。
 AMDAは2月11日に医療チーム(医師1人、看護師1人、トルコ在住調整員1人)を派遣し、その後、追加で医師1人、看護師1人を派遣し、地元の医師会と共にトルコ・アドゥヤマン県を中心に健康相談や物資支援を行っている。
 菅波茂 AMDA 理事長は「長期的支援として、アドゥヤマン医師会主導で行う活動を支援し、密に連絡をとりながら現地での必要な支援を行なっていきたい」と話す。
 また、同団体は、ロシア・ウクライナの軍事紛争によってウクライナへの人道支援活動を行なっており、同活動支援のため、4月8日、12月23日人類愛善会より愛善基金を2回贈呈している。
 3月には、キシュバールダにある現地協力団体「ヴァルダ伝統文化協会」を通し、医薬品の支援を実施。その他、ウクライナ国内へ避難してきた生活困窮家庭に対し、食糧や生活物資の支援を現在も行っている。