越年エスペラント研修会に120人!
毎年恒例の越年エスペラント研修会(エスペラント普及会主催)が、昨年12月30日から本年1月2日まで、京都府亀岡市の人類愛善会総本部で開催された(写真上)。
韓国から23人、ネパールから18人、日本在住の中国人1人、日本人69人が参加。日本人講師7人、スタッフ2人を含め、総勢120人。大規模な研修会となった。
今回は特に青少年の参加が多く、10代以下が22人、20代が7人、30代が3人と、日本人参加者のうち、30代以下が半数を占めた。また、初めて参加する一般のエスペランティストが6人いた。
研修会では、八つのクラスに分かれて学習。エスペラントによる講演や、歌の練習、本年夏にオランダで行われる第76回国際青年エスペラント大会・開会式向けの祝賀メッセージのビデオ撮影など、さまざまなプログラムが行われた。
大みそかの懇親会では、東京の青年たちによる歌と踊りのライブ「Grandan Familion」や、ネパールの伝統舞踊、日韓の少年少女によるエス語の歌、パプリカのダンス、みろく踊りなどが行われた。
研修会に参加した韓国の少年は、「日本に来る前は日本に良い印象を持っていなかったが、ここにきて考えが180度変わった。また参加したい」と述べた。
越年エスペラント研修会の盛り上がりは、日本のエス界でも認知されつつある。 (奥脇俊臣)
